竹さんの姉妹ホームペイジです。

手相とタロットを分けました。

うちのお客さんのホームペイジです

ボランティアで子供たちに紙飛行機のつくりかた、飛ばし

 忙しく生活されている教員（志望）の方のために、端正な英語を、わかりやすく指導するにはどうしたらいいのか、そんな時間をみなさんと共有できたらと、思っています。

生徒さんがよくまちがえる問題をみてみましょう。

Thank you very much.に対し、必ずといっていいほど、You are welcome．という返事がかえってきます。しかし、You are very welcome to the party tonight．のような基本となる使用法があり、「いいえ、どういたしまして」とは違和感をもつはずです。そこから、

You are welcome.がいつでも使えるものでないという理解が出てくるはずです。

関係代名詞の制限用法と非制限用法もちゃんと理解できている人は少ないようです。

He has three daughters(，）who live in Hiroshima．という文でコンマがなければ、「広島在住の娘が３人いる」ということで、そうでない娘がいることを暗示します。この場合、先行詞は　daughtersだけですので注意が必要です。非制限用法だと　three daughtersが先行詞になります。ただこれは、ing分詞やed分詞、関係副詞にも応用できます。a wife

(,) living in Hiroshimaというフレ−ズでコンマなしだと「広島在住の妻」ということですが、そうでない妻の存在を示唆しますので、大変なことになってきます。また、関係代名詞の前の先行詞には　theがつくとかたく信じている生徒さんがいますが、そんなことはありません。さらに、Take what you want．のような文で、関係代名詞　whatは　the thing whichに置き換えられる、と書かれているものを何回かみましたが、これは２つの点で間違えていると思います。みなさんはどのようにお考えでしょうか？

八丁堀の天満屋は閉店しましたが、ロ−マ字表記はTENMAYAになっています。これは望ましい表記ではないと思います。訓令式でなくヘボン式が一般的になってきており、外国の方にも広く受け入れられるものがいいと思います。

Would you like tea or coffee?　この文で生徒さんはイントネ−ションはorの前でいいといいますが、最後があがることもあると思います。「どう異なるのですか」とたずねても、納得のゆく説明をもらったことがありません。

PCも看過できない課題になっています。接尾辞　essが主従の関係を作るので回避される傾向にあり、flight attendant　などが使用される傾向にあります。　man to manで教えます、という塾がありますが、person to personをお勧めします。　thepersonは　he or

sheとかtheyで受ける傾向にあります。theyは「彼ら彼女ら」と訳したいし、homosexual　は本来、gayと　lesbianの双方を示すことばです。ギリシャ語源をもつhomo-は「同一の」をあらわします。

コロケ−ションもまた、きわめて重要な課題になってきています。慣習的な語と語のつながりのことです。make teaとかmake adecisianといい、do researchといいます。

good newsといってもnice newsとはいわないし、provideもいいものを与えてくれる時にしか使えない。　problemは　solveや　tackleと結びつくが、troubleはavoid　とつながりやすい。それぞれの単語の性格とともに、語と語のつながりを問題にしなければならない時を迎えています。この項の例はすべて、堀正広氏の『例題で学ぶ英語コロケ−ション』から引用させてもらいました。

日本語とも英語とも判断つかないカタカナ語が、街に氾濫しています。morningserviceとかvirgin roadとか怪しげなものがカタカナで書かれています。これらをきちんと交通整理するのも、英語教師のしごとではないでしょうか。最新の研究成果を吸収しつつ、私たち自身の指導法を練り上げてゆきましょう。

翻訳については、紙幅の関係からあまり言及できませんでしたが、語法に配慮した美しい日本語を心がけています。